元財務官僚・山口真由氏、森会長発言に声震わせ「悔しい思いはすごくある」

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元財務官僚・山口真由氏、森会長発言に声震わせ「悔しい思いはすごくある」
山口真由氏【拡大】

 元財務官僚で弁護士の山口真由氏(38)が8日、月曜コメンテーターを務めるテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・0)に出演。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言について、私見を述べた。
 「私自身もこの発言について悔しいなと思うところがずい分あって…」と山口氏。自身もテレビ出演時などに「難しい」と感じることが多いといい、「年長の男性ときっかり同じ時間、話すとうるさいって言われたり、同じように声を荒げるとヒステリックって言われたりする」と説明。「それでも、女だからだって言っちゃいけない、これは個人の資質の問題なんだ、もっと努力しなきゃ、もっと頑張んなきゃって一生懸命やってきたのを『女の入る会議は長い』とか言われちゃうのは、やっぱり悔しいなっていう思いはすごくある」と声を震わせた。

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 森会長は4日に東京都内で会見して謝罪したが、辞任は否定。質疑では逆ギレしたり居直ったりする一幕もあり、会長をめぐる抗議の動きは沈静化していない。
 山口氏は「森さんを表から裏に引っ込めて隠然と力を発揮してもらうとか、こういう本音を巧妙に隠して、この本音自体を温存していくっていうことにはすごく違和感がある」とし、「森さんが一人でこうなったわけじゃなくて、森さんを作った政治家の男社会があって、そしてこの発言を笑った人たちがいるわけですよね。こういう構造的な問題に切り込む契機になったらいいなと思います」と訴えた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 元財務官僚・山口真由氏、森会長発言に声震わせ「悔しい思いはすごくある」