NHK報道番組「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・0)でキャスターを務める報道局記者主幹、有馬嘉男氏(55)が、3月いっぱいで同番組を卒業することが8日、分かった。視聴者目線の解説が人気で、2017年から4年間にわたり番組をけん引。関係者によると、タッグを組む和久田麻由子アナウンサー(32)が看板アナにまで成長したことから“勇退”が決定。後任は有馬氏と同じ経済部出身の記者を配置するという。
ロマンスグレーにオシャレなメガネ。穏やかな口調でお茶の間に親しまれているNHK看板報道番組の“顔”が、後進にバトンを託す。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
複数の関係者によると、有馬氏は3月末で「ニュースウオッチ9」を卒業。2017年4月に桑子真帆アナ(34)とともにキャスターに就任してから4年で退くことになった。
有馬氏は1990年に記者職でNHKに入局。経済部では金融キャップなどを担当し、ドイツ・フランクフルト支局長、シンガポール支局長を歴任。2014年から「BS国際報道」、16年から「ニュースチェック11」のキャスターを務めた。
【続きを読む】