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俳優のディーン・フジオカ（４０）が１４日スタートのＮＨＫ大河ドラマ「青天を衝け」（日曜後８・０）に出演することが９日、同局から発表された。ディーンにとって大河出演は初めて。
「青天を衝け」は日本の資本主義の父、といわれる実業家、渋沢栄一の一代記。ディーンは渋沢と同じ時代を生きた五代才助（友厚）役で、ブレークのきっかけとなった２０１５年放送の連続テレビ小説「あさが来た」と同じ人物を演じる。
当時はその端正な顔立ちやソフトな印象が女性ファンの心をつかみ、「五代様」と騒がれたほか、劇中で亡くなった後は「五代ロス」現象が起こった。
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ディーンは大河初出演の光栄をかみしめ、「五代友厚役を再び演じる機会をいただいたことを心から嬉しく思うと共に、時を超えた不思議な縁を感じております」とコメント。「その力強い生き様や、成し遂げた偉業について、視聴者の皆様と共に更なる理解を深めていけるよう『五代さん』を全身全霊で演じます」と意気込んでいる。
この日は新選組副長の土方歳三役もあわせて発表され、劇団ＥＸＩＬＥのメンバー、町田啓太（３０）に決まった。町田は「幼少の頃、木刀を振りながら新選組のダンダラ羽織を一度は羽織ってみたいと思っていた自分に、『楽しみにしていな』と出来るならば伝えたい心持ちです」などとコメントしている。