WTOは昨年10月、日本や中国、欧州連合(EU)などから幅広く支持を得ているとしてオコンジョイウェアラ氏を事務局長に推薦したが、米国のトランプ前政権が韓国産業通商資源省の兪明希通商交渉本部長を強硬に推し、膠着状態になった。だが今月5日、兪氏が撤退を表明し、バイデン政権となった米国もオコンジョイウェアラ氏支持に転じたため、決着がついた。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
WTOは紛争処理機能が停止するなど困難に直面している。アゼベド前事務局長は任期を1年残して昨年8月末で辞任した。(共同)