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東京都の小池百合子知事(68)がボイコット!? 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言を巡り、小池氏は10日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長らとの4者会談に出席しない意向を示した。組織委は12日に「評議員会・理事会合同懇談会」を開催することを正式に決定。同懇談会を前に、森氏の“四面楚歌”ぶりが色濃くなってきた。
小池氏も“反旗”を翻した。今月17日にも開催される見通しだった東京五輪の4者会談について、小池氏は欠席する考えを明言した。
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「今ここで4者会談をしても、あまりポジティブな発信にはならないのではないか。私は出席することはないと思います」
4者会談はIOCのバッハ会長、組織委の森会長、政府の橋本聖子五輪相、そして東京都の小池知事のトップ4人がそろう重要な会議。ただ、森氏発言に対する批判の高まりに、再調整する方向になっていたという。
森氏が今月3日に女性蔑視発言を口にしてから1週間。事態は炎上の一途だ。4日に「この問題は決着した」と表明していたIOCが、9日になって「発言は完全に不適切」と態度を“豹変(ひょうへん)”。大会の国内スポンサー企業からも批判が相次いでいた。
森氏とは国会議員時代から不仲がささやかれ、大会の経費負担や会場見直し問題などでもバトルを繰り広げてきた小池氏。ただ5日の会見では組織委会長として適任かどうかの問いに言及を避けるなど、かばう姿勢も見せていた。
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