NHKと民放キー局5局は10日、2011年の東日本大震災から10年の節目に、企画開発や番組制作を共同で手掛ける防災プロジェクト「キオク、ともに未来へ。」の発足を発表した。
プロジェクト期間は3月6~31日。震災関連の映像素材を共有し、記者やアナウンサーらによる取材協力を実施。系列局の協力も得ながら、関連番組のVTRを制作して放送する。
TBS系ではプロジェクト参加番組として6日に「東日本大震災10年『つなぐ、つながる』スペシャル(仮)」(後2・0)を放送。「Nスタ」の井上貴博アナウンサー(36)とホラン千秋(32)、「NEWS23」の小川彩佳(35)が出演する。
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同局では参加番組とは別に、震災発生の11日に4時間生放送の音楽特番「音楽の日」(後7・0)を編成。同特番は「音楽の力で日本を元気に!」をテーマに震災発生の11年からスタート。総合司会を元SMAPの中居正広(48)と同局の安住紳一郎アナ(47)が担当する。
中居は「『風化させてはいけない』と話してきましたが、日常で思い続けることが難しいという事も知りました。『音楽の日』で改めてあの日のことを考え直すキッカケになれば」と切望。安住アナは「条件がそろえば東北を会場にできるようです」と報告した。同局は11日、「音楽の日」や報道特番など震災関連番組を約10時間放送する。