将棋の藤井聡太二冠(18)は11日、東京都千代田区で指された第14回朝日杯オープン戦の本戦決勝で三浦弘行九段(46)を破り、2年ぶり3回目の優勝を飾った。タイトル戦以外の一般棋戦優勝は銀河戦1回、新人王戦1回と合わせ5回目。
藤井二冠は本戦から登場し、準々決勝で豊島将之二冠(30)から公式戦初勝利を挙げ、ベスト4に進出。11日の準決勝では渡辺明三冠(36)を破り、決勝に進んでいた。
2018年の第11回大会で羽生善治九段(50)らを破り、最年少の15歳6カ月で棋戦優勝。19年の第12回の決勝では、渡辺三冠を下して2連覇を達成した。昨年の大会は準決勝で敗れ、3年連続の優勝はならなかった。全棋士が参加する朝日杯は、持ち時間各40分の早指し棋戦。
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藤井二冠は昨年7月、棋聖戦5番勝負で勝ち、最も若い17歳11カ月でタイトルを奪取。同8月には王位を獲得し、最年少の18歳1カ月で二冠に輝いた。