北村晴男弁護士（６４）が１１日放送のフジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」（月～金曜前１１・５５）に生出演。東京五輪開催をめぐってＭＣの坂上忍（５３）と口論になる一幕があった。
この日の番組では、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長（８３）が辞意を固めたことを速報。開催まで半年を切った東京五輪がどうなるか、意見を求められた北村氏は「１００％やるべきだと思っています」と主張した。
北村氏は、今の状況なら観客は国内の人のみになるとし、有観客で開催されていたプロ野球などの経験が生かせると指摘。「そういった治験を踏まえて十分検討すれば、できないはずがない」と訴え、「精神的な意味で、我々はアスリートの方々にものすごくお世話になってる。今回、これでやらないなんて我々が言うのは、あまりにも身勝手」と説明した。
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この考えに対し、坂上が「（五輪開幕を）今年と思っている人、再延期と思っている人、中止と思っている人も、選手へのリスペクト、申し訳なさは大前提として（思っている）」と待ったをかけると、北村氏は言葉を遮るように「申し訳ないと思っていればいいってもんじゃないんですよ。実際にやらなきゃダメ」と主張した。
坂上も「だからそれは北村さんの考えであってさ、『実際に思ってるだけじゃ駄目なんだ』って、ちょっと乱暴すぎるんじゃないの！？」と語気を強めたが、北村氏は「もちろん、私の考えで言ってるんですよ。どれだけ人生かけて彼らがやってきたと思ってるんですか。彼らにその場を与えてあげて下さい、いくらお金がかかっても」と考えを曲げなかった。