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落語家、桂宮治(44)の真打ち昇進披露興行が11日、東京・新宿末廣亭で開幕した。
コロナ禍で客席は通常の50%にあたる160席が完売。所属する落語芸術協会会長の春風亭昇太(61)以来、29年ぶりとなる香盤(序列)で先輩5人を追い抜く“抜てき真打ち”は「上燗屋」を披露し、観客を喜ばせた。
口上には師匠の桂伸治(68)から神田伯山(37)まで豪華な面々が駆けつけ、親交のある笑福亭鶴瓶(69)は「一番、大事なのは長く続けること」とエール。同協会参事の三遊亭小遊三(73)も「落語界を背負って立つ大看板になれる」と太鼓判を押した。
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無事に興行初日を終えた宮治は「人生で見てきたどんな景色より素敵で、きれいで、うれしいものでした。幸せな時間でした」と感無量だった。