楽天が12日発表した2020年12月期連結決算は、純損益が1141億円の赤字(前期は318億円の赤字)と、過去最大の赤字となった。4月に本格参入した携帯電話事業で、基地局整備などの先行投資が響いた。
売上高は前期比15・2%増の1兆4555億円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う「巣ごもり需要」で、楽天市場などオンラインショッピング事業が好調だった。
携帯事業では、NTTドコモなど大手3社の割安プラン発表などを受け、先月29日に値下げを発表。昨年の本格参入以降の契約申し込みが、今月8日時点で累計250万回線に達したと明らかにした。
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