売上高に当たる売上収益は前期比23・2%減の2884億円だった。既存店売上高は昨年4月を底に回復基調が続いていたが、11月後半からの感染者急増で減少幅が再び拡大した。一方、テークアウトの販売額は前期の約2・1倍となる172億円だった。
同時に公表した21年12月期業績予想は、宅配やテークアウトの専門店出店やコスト削減で、純損益は4億円の黒字確保を見込む。売上収益は前期比7・5%増の3100億円とした。既存店売上高は19年比で16%減を想定している。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
オンラインで記者会見した谷真会長兼社長は、足元の感染拡大局面が収束しても「消費者は感染リスクがある中で慎重な行動をする」と説明し、客足の戻りには時間がかかるとの見方を示した。