京急、赤字２５３億円に拡大　３月期予想、緊急宣言で

　京浜急行電鉄は１２日、２０２１年３月期の連結業績予想を下方修正し、純損益の赤字が従来予想の２３０億円から２５３億円に拡大すると発表した。新型コロナウイルスの再流行や緊急事態宣言の再発令による鉄道利用者の減少を織り込んだ。
　売上高も２４１５億円としていた従来予想を引き下げ、前期比２５・１％減の２３４３億円と見込んだ。広告費などのコスト削減を強化し、前期より約１３５億円少なくするほか、設備投資も約１３０億円の減額とする。

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