京都府が解除要請基準達成　新型コロナ、緊急事態宣言

　京都府は１３日、新型コロナウイルスの高度重症病床使用率が１２日は１０・５％となり、７日間連続で５０％を下回ったと明らかにした。新規感染者数の指標と合わせ、政府に緊急事態宣言の解除を要請するための独自基準を達成した。
　今後、専門家の意見を聞き、対策本部会議で解除を要請するかどうか判断する見通し。西脇隆俊知事は「大阪、兵庫と一緒になってもう少し（感染拡大を）抑えていくのがいいのではないか」と述べ、３府県で解除要請の足並みをそろえたいとの考えを示している。
　府の解除要請の基準は（１）１日当たりの感染者数が１週間平均で５０人未満（２）高度重症病床使用率が５０％未満－の両方を７日間連続で満たすこと。１２日時点で、１日当たりの新規感染者数の１週間平均が２７・１４人となり、７日間連続で５０人を下回っていた。

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