東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)は12日、理事会と評議員会の合同懇談会に出席し、女性蔑視発言の責任を取り、辞任を表明した。次期会長が就任すれば正式に退く。森会長の後任候補に挙がっていた日本サッカー協会元会長で選手村村長の川淵三郎氏(84)は一転、就任要請を辞退し、人事は白紙に戻った。
元厚生労働大臣で前東京都知事の舛添要一氏(72)は同日、自身のツイッターで「東京五輪組織委会長、森さんが去った。川淵さんは喋りすぎて自滅。女性ならば誰でもよいというわけではない」と指摘。「また、若ければ誰でも務まるのでもない。安倍前首相が一番落ち着くはずだが、首相時代から引きずっている問題がある。国会議員は議員辞職せねばならない。こうして後釜が見つからなくなった」と危機感を募らせた。
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