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民謡仕込みの歌声と三味線、尺八の三刀流で演歌界に新風を吹かせる彩青(りゅうせい、18)が、最新曲「津軽三味線ひとり旅」をリニューアルした「青春十八番(おはこ)盤」を今月3日に発売。リベンジを誓っている。昨年5月に同曲を発売するも、コロナ禍でキャンペーン活動は全て中止。その間、師匠の歌手、細川たかし(70)から直接指導を受けた特訓の日々や、気分転換で挑戦した手作り尺八やレコード収集を本紙に告白。彩青が伴奏するカラオケ大会開催も発表した。
●師匠との特訓●
2019年6月に「銀次郎 旅がらす」でデビューし、日本レコード大賞新人賞に輝くなど順風満帆なスタートを切ったが、コロナ禍で一転。帯同予定だった細川と長山洋子(53)のジョイントツアーが中止になるなど、20年2月から身動きが取れなくなった。
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5月発売の新曲のプロモーション活動も白紙になり落胆したが、細川から「この時期を逆手に取って、彩青の成長のための1年にするんだよ」と背中を押された。「師匠が明るい方なので、不安や焦りが吹っ飛びました」と振り返る。
4月後半から特訓が始まった。朝食後の午前9時から午後1時まで稽古を積み、昼食を取ると、午後7時の夕食まで、また稽古。細川の空いている時間に直接指導を受けたり、電話でアドバイスを受けながら、自主練習をする日々が10月まで半年間続いた。
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