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落語家、春風亭昇太(61)が会長を務める落語芸術協会の新真打ち昇進会見が15日、東京都内で行われ、東大出身の春風亭昇吉(41)ら4人がお披露目された。
初の東大出身の落語家となる昇吉は「寄席にお客さんを呼べる落語家になりたい」と抱負。賢いエピソードを問われると「いっぱいあります」とサラリと答え、2007年に受賞した第1回東京大学総長大賞について「落語やボランティア活動、生活態度とかが総合的に評価されました」と胸を張った。
師匠の昇太は、14年前の弟子入り時を「断るつもりで、前は何をやっていたのと聞いたら『東大です』って。とうとう自分のことを東大卒だと思っている頭のおかしい人が来たと思った」とユーモラスに振り返り、「着物のたたみ方も、えりの角度が80度とメモに書いて。気象予報士の資格取れる?と言ったら取ってきて。落語に東大の肩書は必要ないけど能力はすごい。面白い存在になれば」と期待を寄せた。
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他に三遊亭笑遊(70)の弟子の三遊亭小笑(40)や昇太の初弟子の春風亭昇々(36)、笑福亭鶴光(73)の弟子の笑福亭羽光(48)も出席。4人の真打ち昇進披露興行は、5月1日から東京・新宿末廣亭を皮切りに始まる。