橋下徹氏「ちゃんちゃらおかしい」五輪組織委のガバナンス疑問視

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橋下徹氏「ちゃんちゃらおかしい」五輪組織委のガバナンス疑問視
橋下徹氏【拡大】

 元大阪府知事で弁護士、橋下徹氏(51)が15日放送のニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の辞任で選定が必要になった後任選びについて、私見を述べた。
 五輪開幕が約5カ月後に迫る中での森氏の後任選び。同氏が後継に指名し、前向きの姿勢を示していた元日本サッカー協会会長の川淵三郎氏(84)が一転して辞退し、候補者検討委員会による作業が本格化。候補者には、橋本聖子五輪相(56)ら女性を中心に五輪出場経験者の名前が複数挙がり、“カオス(混沌=こんとん)”となっている。

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 「後任の会長を、多様性とか改革の旗手とか世代交代とか、そういう意味合いを込めて選ぶっていうのはそりゃあ正論なんだけど…」
 橋下氏は、開幕が迫る中で必要となるのは「力業」だとし「多様性とか象徴性な意味合いは開催都市のリーダーである小池さんで十分じゃないか」と主張。世間が求めている後任の条件に「スポーツマンで、多様性があり、改革の旗手で、若くて…ってそんな人いるんですか?」と首をひねり、「あの海千山千の政治家連中をまとめるって大変ですよ。それだったら川淵さんが…。いま言われている批判って、手続きの問題でしょ? 理事会の正式なプロセスがなかったって言うんだったら、後で取り付けたらいいんじゃないですか?」と訴えた。
 森氏による後継指名は「禅譲」に映り、世間からも再び批判を浴びることとなったが「世の中がちょっときれい事すぎるというか、現実を知らなさすぎる」とピシャリ。「巨大組織の人事をやるときに、全くの白紙の状態でオープンでクリアに透明性を確保してなんてありえない。(候補者を)この人にしようって決めて、そこからお願いしに行って断られたらどうするんですか? こんなのはじめから、候補者とかある程度決めておいて、手続きにのせるっていうのは、僕は大阪府知事・市長のときにあらゆる人事をやりましたけど全部そうですよ」と自身の経験を踏まえて話し「それを森さんと川淵さんが、あのワンマンおじさんたちがペラペラペラペラ言っちゃったのが大失敗」と指摘した。
 その上で「(候補を)選任するんだったら、理事会のメンバーからまず変えないと」と提言。「そもそも森さんを止めることができなかった、ああいう森さんを放置していたようなガバナンスがきいていない理事会。川淵さんもあんなふうに理事会なんか無視している。その理事会がちゃんとした候補者を選べるなんてちゃんちゃらおかしいけどね」と皮肉り、「それを一からやるんだったら理事から何から全部変える。理事を変えようと思ったら評議委員会をもう一回開かなければいけない。評議委員会も機能していなかったんだから評議委員も入れ替えなければいけない。そんなことをやっていたらもう3月の五輪の判断終わってますよ。だからここは、五輪をやるっていう目的なんだったら、もう川淵さんにとにかく裏方でやってもらう。多様性とか象徴性(という役割)は小池さんがやったらいい。そうやらないと乗り切れないと思う」と私見を述べた。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 橋下徹氏「ちゃんちゃらおかしい」五輪組織委のガバナンス疑問視