「ひふみん」の愛称で親しまれる将棋界のレジェンド、加藤一二三・九段（８１）が１６日、自身のツイッターを更新。１月３１日付で名古屋大学教育学部付属高校を自主退学ことが発表された藤井聡太二冠（１８）＝棋聖、王位＝について言及した。藤井二冠の自主退学のニュースを引用し「将棋一筋の覚悟を決めた証かと。益々の飛躍に期待します」とエールを送った。
また「私の場合に限っていえば」と前置きした上で、早大進学の経験が「今に生きている」と振り返りつつ「各自の信念に基づき己の道をゆくことが人生肝要」と私見をつづった。
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将棋界には中卒棋士がいる一方で、東大・阪大・早大などを卒業している棋士もいる。「多様性こそが将棋界全体の奥行きの深さにも繋がっているように思う」と記した。