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歌舞伎俳優、中村勘九郎(39)と中村七之助(37)兄弟が16日、東京都内で「三月大歌舞伎」(3月4~29日日、東京・銀座の歌舞伎座)の取材会を行った。
同歌舞伎の演目「猿若江戸の初櫓(やぐら)」とゆかりのある東京・京橋の「江戸歌舞伎発祥之地」記念碑を訪問。勘九郎は、長男、中村勘太郎(9)と次男、中村長三郎(7)について「この状況の中、学校も早退せずに舞台をやっている。ほめてあげたい」とコロナ禍で頑張る息子たちに頼もしい笑顔。七之助も「2人とも責任感が強い。自分もこういう気持ちを忘れちゃいけない」とおいっ子の成長に目を細めた。
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勘九郎は注目を集めるジェンダー問題についても言及。江戸幕府による禁止で歌舞伎に女性の演者がいないことに触れ、「歴史で生まれた文化が歌舞伎を支えているけど、新たな演出で女性が出るのも全然あり」と語っていた。