韓国の地方空港も苦境 日本旅行自粛で利用客減
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韓国の地方空港も苦境 日本旅行自粛で利用客減
日韓関係の悪化に伴う日本への旅行自粛ムードを受け、韓国の首都ソウル近郊にある金浦空港や国内の地方空港が利用客の減少に見舞われている。施設使用料などの収入が7割近く減った空港も出ている。日本でも地方空港への韓国からの路線運休が相次いでいるが、韓国でも悪影響が広がっている形だ。聯合ニュースが9日までに報じた。 韓国空港公社が与党国会議員に提供した統計では、公社が運営する金浦、金海、済州、大邱、清州、務安、襄陽の7空港では7月第1週には日本路線の運航便が1029あったが、8月第4週には19%減の836便となった。日本路線の旅客数も34%減の10万人余りに減った。襄陽空港では7~8月の収入が前年同期比67%減だった。 韓国最大の仁川空港で日本路線が占める割合は2018年時点で22%にとどまっているのに対し、これら7空港では43%に上り、日本への旅行者減少の影響が顕著に表れている格好だ。 統計を公表した与党議員は「短期的な危機対応策を用意すると同時に、長期的に路線を再編するなど、日本以外の代替市場の発掘に乗り出すべきだ」と強調している。(共同)
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 韓国の地方空港も苦境 日本旅行自粛で利用客減