東京都の小池百合子知事は１９日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長と丸川珠代氏の五輪相就任について「日本にとってピンチをチャンスに変えて新しく出発できる。とてもいい流れができた」と歓迎する意向を示した。都庁で報道陣の取材に答えた。
小池氏は、橋本氏に「本当におめでとうございます。とてもうれしい」と祝意を示し、夏季と冬季でメダルの獲得を含む計７回の五輪出場の実績を挙げ、新会長就任を「一言で言って天命だと思います」と述べた。
１８日には国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のメンバーにメールを送り、橋本氏を「アイアンレディー」の表現で紹介したことも明らかにした。大会開幕までは５カ月余りに迫っており「新型コロナウイルス対策やどういう体制でやっていくかなど、決めることはいっぱいある。しっかりと連携しながら進めたい」と強調した。
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