実父のDVを見て育った上西監督が児童虐待をテーマに描くヒューマンドラマ。昨年3月に東京で公開され、コロナ禍による上映休止を挟んで10月から大阪で再ロードショーされると、“追いくず”と呼ばれるリピーターも続出するロングラン興行となった。
満席の場内を見渡し、「ありがとうございます」と感極まった上西監督を、「泣きそうになってない? 大丈夫?」と気遣った木下は、「私はちょっと気まずい。1シーンしか出てません」と苦笑い。
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上西監督が「脚本を読んで、握手して『がんばろう』って言ってくれて…。きょうがあるのは木下さんのおかげ。感無量です」と再び涙すると、名脇役は、「次回作は目立つ役で出してもらえるそうなんで、そのときは(舞台あいさつに)堂々と呼んでください。きょうは気まずい」とテレながら和ませた。