８０００人ＰＣＲ検査始まる　広島、予約は想定下回る

　広島県が新型コロナウイルス対策として広島市で実施する無料のＰＣＲ検査が１９日、同市中区の旧市民球場跡地で始まった。将来、感染が拡大した場合に行う大規模検査の試行の位置付けで、中区の住民と就業者計８０００人を対象とする。
　検査は予約制で、住民向けは２１日までの３日間。県は６千人が希望すると見込んでいたが、１９日正午時点で予約は１５０８人にとどまった。県は急きょ、対象を中区の１３地域から、中区全域に拡大すると発表した。また、会場では予約していない住民も受け入れた。

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