ビール世界首位のインベブ、２０年は大幅減益　新型コロナ直撃で

　ビール世界首位のアンハイザー・ブッシュ・インベブ（ベルギー）は２５日、２０２０年１２月期の純利益が前期比８４・７％減の１４億５００万ドル（約１５００億円）になったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の抑え込み策として、飲食店の営業が世界各地で制限されるなどしたのが響いた。売上高は１０・４％減の４６８億８１００万ドルだった。
　今後、ワクチン普及などによる経済活動再開への期待が高まっている。インベブは２１年の業績に関し、新型コロナ流行による不透明感はあるとしつつ「２０年と比べて大きく改善する」との見通しを示した。（共同）

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