神戸市中央区のＪＲ東海道線（神戸線）元町駅で、通過中の野洲発姫路行き新快速電車に男性が飛び込み３人が死傷した事故で、死亡した男性がホームから線路に飛び込む様子が駅構内のカメラに写っていたことが２６日、生田署への取材で分かった。
突き破った電車のフロントガラスは成人の腰より高い位置にあり、通過する直前に勢いよく飛び込んだ可能性がある。署は自殺とみて、往来危険と傷害の疑いで調べている。
署によると、飛び込んだのは神戸市西区の男性会社員（４２）。ホームの姫路寄りで飛び込む様子が写っていた。遺書は見つかっていない。
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事故は午前８時半ごろに発生。男性は電車の運転室と車内を隔てる窓ガラスも突き破って車内に入り込み、先頭車両の右側にいた男性（４５）と衝突、男性は左腕骨折の重傷を負った。他に乗客の女性（２１）も体調不良を訴え病院に搬送された。