金融庁は銀行法に基づき、障害の原因や顧客への対応に関する詳しい報告を命令する方針を固めた。みずほ銀は、ATMに挿入したまま一時返却できなくなったキャッシュカードや通帳が計5244件に上ったと明らかにした。
みずほ銀のシステム障害は2月28日午前に発生。最大で全国の自行ATMの8割以上に当たる4318台が停止し、多くの顧客が足止めされた。インターネットバンキングでも障害が発生したが、1日には全て復旧。一連の障害の発生から解消まで丸1日以上を要した。
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みずほ銀は原因について、2月28日に実施した定期預金に絡む45万件のデータ移行などで、システムに想定を上回る負荷が生じたためだと説明。