日航労組ボーナス要求半減 夏冬で計2カ月分に

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日航労組ボーナス要求半減 夏冬で計2カ月分に
 日本航空最大の労働組合「JAL労働組合」は1日、2021年春闘で、夏冬のボーナスに相当する一時金を基本給のそれぞれ1カ月分、合計で2カ月分とする要求案を決めた。20年春闘の要求と比べて半減となる。
 新型コロナウイルスによる旅客需要の蒸発で経営状況が厳しく、基本給のベースアップ(ベア)要求は見送る。ただ一時金については、収入が大きく減っている組合員の生活にも配慮して要求内容を判断した。
 日航の一時金は例年、春に本業のもうけを示す営業損益の黒字が見込めた場合、夏冬それぞれ2カ月分を基本に業績を踏まえて支払う仕組み。20年の一時金の実績は、前年比で夏が半減となる基本給の1カ月分、冬は約8割減の0・5カ月分だった。ただ足元の業績はコロナによる落ち込みで黒字化が見込めず、一時金の支給はさらに厳しい状況になっている。

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 JAL労働組合は地上職や客室乗務員からなり、20年3月末時点の組合員は8706人。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 日航労組ボーナス要求半減 夏冬で計2カ月分に