その他の写真(1/2枚)
兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で3日、2019年春に入学した第107期生の卒業式が開かれた。新型コロナウイルス禍でダンスや歌の稽古が制約を受ける中でも2年間で芸に磨きをかけた39人が、タカラジェンヌとしての新たな一歩を踏み出す。
音楽学校は昨春、コロナ禍で約2カ月間、休講した。再開後もダンス練習でマスクを着用し、大人数で歌の練習ができない状況が続いた。
卒業式では感染防止のため、在校生と卒業生全員にPCR検査を実施し、校歌斉唱を取りやめるなど対策を徹底。式典の取材も制限された。学校によると、小林校長は「コロナ禍で今までと全く違う状況だった。これからも予期せぬ事が起こるかもしれないが、学んだことを自信として対応できる力を養ってほしい」とエールを送った。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
卒業生は例年4月に初舞台を踏むが、今年はコロナ禍で公演日程がずれ込んでいるため、6月25日の宙組公演が初舞台となる。