小林幸子、あわや失明の危機 右目網膜剥離で緊急手術していた

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小林幸子、あわや失明の危機 右目網膜剥離で緊急手術していた
眼帯をしながらも脱穀作業を行った小林幸子(左)。初体験の中川翔子は「一粒一粒、こんなにたくましく育って…」と感涙=新潟県【拡大】  あわや失明の危機だった-。歌手、小林幸子(65)が右目の網膜剥離(はくり)を発症し先月24日、東京都内の病院で緊急手術を受け入院していたことが10日、分かった。 この日、恒例となった稲の脱穀作業に訪れた故郷・新潟県で、眼帯をつけたまま報道陣に告白。「目の病気をしたこともないし、視力も悪くはない。それなのに、担当医から『このままだと失明します』と言われ、びっくりしました」と振り返った。手術も入院も人生で初体験となった。 小林によると、症状が出たのは先月18日ごろ。右目に蚊のようなものが見える症状が出たため21日に病院で診察を受けた結果、網膜剥離と判明。当初は今月に手術が予定された。網膜剥離は加齢や眼球へのショックなどが原因とされる病気で、眼球の内側にある網膜がはがれて視力が低下し、失明の危険もある。 小林の場合、診断後、数日のうちに右目だけタピオカのような黒い粒がたくさん見えるようになるなど急激に症状が悪化したため、24日に再び病院へ。担当医から「すぐに手術しないと、失明しますよ」と宣告され、その日のうちに入院。レーザーとシリコーンオイルを使って剥離した網膜を接着させる緊急手術を受け、無事成功した。 2泊3日で退院。29日に佐賀県で行われた「NHKのど自慢」に目薬を差して生出演し、仕事復帰した。光が射すと痛むため普段は眼帯をしており、1・0だった右目の視力は0・07まで低下したという。 が、「視力は徐々に回復するといわれていますし、経過は良好です。年内か年明けにシリコーンオイルを抜けば完治します」とホッとした様子。「これまで仕事を1度も休んだことがなかったことは継続できた。足元に段差があるところは怖いけど、もう大丈夫です」と笑顔で宣言した。実業家の夫(57)も家事など何かと手伝ってくれるという。 小林はこの日、2004年の新潟県中越地震で被災した長岡市山古志地域(旧・山古志村)にある「小林幸子田」へ。収穫した稲の脱穀作業を行った。06年から復興支援のための稲作を始め、今年で14回目となった。 今年はアニメ映画「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」の主題歌「風といっしょに」でコラボしたタレント、中川翔子(34)が、5月の田植えに続き、地元の小学生20人とともに参加。「幸子様、大丈夫ですか? 驚きました」と心配しつつ、脱穀した米を見つめ「こんなに力強くたくましく一粒一粒が育ったんですね」と感激の涙をこぼし、小林から「また一緒に稲を育てようね」とねぎらわれた。 2人はラグビーW杯日本大会で注目を浴びる日本代表の活躍にも刺激を受けているようで「優勝してほしい!」とエール。報道陣から大みそかのNHK紅白歌合戦へデュエットでの出場オファーが届いたら?と振られると、中川は「年末に最高の思い出を作れたらいいですね」と大先輩を見つめ顔をほころばせ、小林もうなずいた。
[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 小林幸子、あわや失明の危機 右目網膜剥離で緊急手術していた