園によると、パンダは野生では単独行動するため、普段は別々に飼育している。繁殖期は一般的に2月から5月くらいに年1回のペースで表れ、期間中に雌が妊娠する可能性が高まるのは数日間に限られる。今後、時期を見極めて同居させる。
発情は毎年しているが、シャンシャンの誕生以降は強い状態に至らず、2頭を同居させたことはなかった。担当者は「今回もどうなるかまだ分からない」と話している。
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シンシンは2月下旬以降、尻を床などにこすりつけてにおいを付ける「マーキング」の回数が増え、水に漬かって体を冷やすなどの行動が見られるようになった。尿中のホルモンの値にも変化が見られ、園は発情のピークが近づいていると判断した。