新型コロナウイルス感染の再拡大を早期に探知するため、繁華街や商業施設などで通行人にPCR検査キットを配布する「モニタリング検査」が岐阜県で始まり、5日報道陣に公開された。
国と地方自治体の連携事業で、緊急事態宣言が解除された地域が対象。岐阜県は4日から始まった。
5日は県内の商業施設を訪れた買い物客らに配布。スタッフが窓口で約10分間、検査手順などを説明し、キットを手渡した。受け取った岐阜市の飲食店に勤める30代男性は「説明は分かりやすかった。検査をすれば安心できる」と話した。
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県内数カ所で、1日に300~500個を配る予定で、今後は学校や会社などにも拡大する。宣言が先行して解除された栃木県では2月下旬に配布したほか、京都、大阪、兵庫でも始まった。