フランスのマクロン政権は昨年、焼失した屋根や尖塔を元の素材で修復すると決定。発表によると、尖塔と屋根組みにはオーク約千本が必要となる。国内の公・私有林から集めるほか、海外からも寄付の申し出がある。
5日選ばれた8本は直径1メートルを超し、高さは20メートル以上。尖塔の最下層部に使用する。ドノルマンディー農相が1本目に特別なハンマーで選定を示す印を付けた。材木は全て3月末までに伐採し、乾燥させるため12~18カ月保管する。
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当局は今年後半に実際の修復作業を始める予定。政府は、大火災から5年となる24年4月には大聖堂の内部を一般公開できるよう目指している。(共同)