聖火リレーは25日に同県のサッカー施設「Jヴィレッジ」からスタートするが、ともにスケジュールが合わないため、参加を辞退した。
TOKIOは2000年から日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」の人気企画「DASH村」で浪江町の里山を開墾。東日本大震災の翌12年以降は原発事故による風評払拭のため、同県のCMに出演してきた。リレーでは東京電力福島第1原発事故の被災地、南相馬市を走る予定だったが、関係者によると、昨年末に辞退した。
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窪田は昨年のNHK連続テレビ小説「エール」で、1964年東京五輪の入場曲「オリンピック・マーチ」などを手掛けた福島市出身の作曲家、古関裕而さんがモデルの主人公を好演。別の関係者によると、昨年10月に辞退を申し入れていた。
代役はそれぞれエアレースパイロットの室屋義秀氏(48)、「エール」で主人公の母親を演じた女優、菊池桃子(52)が務める。
著名人の走行辞退は福井県の歌手、五木ひろし(72)や愛知県の棋士、藤井聡太二冠(18)ら続出。今回は1都3県の緊急事態宣言延長が決定した翌日の6日に発表された上、TOKIOの4人はリレー初日の25日に走る予定だっただけに、世間に与えた衝撃は大きい。窪田とともに東日本大震災から10年を迎える被災地にエールを送る存在だった。
大会組織委員会は走者に対して、本番2週間前から会食を控え、体調情報の報告などを求めており、ランナーは負担を強いられる。3月末をもってジャニーズ事務所を退所するTOKIOの長瀬智也(42)をはじめ、著名人ランナーの注目度は高く、辞退の背景には、報道陣や観客による密状態形成を回避する目的もあるとみられる。