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ピン芸人日本一決定戦「Rー1グランプリ2021」の決勝が7日、大阪市内で行われ、ゆりやんレトリィバァ(30)が2746人の頂点に立ち、賞金500万円を手にした。女芸人では第1回のだいたひかる(45)以来、19年ぶり2人目。2017年に輝いた「女芸人No.1決定戦 THE W」との2冠は史上初の快挙だ。優勝の瞬間、両手で顔を覆って号泣し、照れ隠しで顔芸を披露したが、両目は涙であふれていた。
決勝の10人中5人がフリップを駆使する中、ゆりやんはテンポのいいノリ突っ込み芸で勝負。自身の体重が110キロから2年間で38キロ痩せ、72キロになったこともネタにするなど、視聴者や審査員を笑いに引き込んだ。
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R-1への思いは人一倍強かった。吉本興業の養成所、NSC大阪校を首席で卒業し、いきなりバラエティー番組に出演してブレークしたが、芸歴8年目、7度目の出場、5度目の決勝でようやく栄冠を手にした。
会見で「ずっとR-1を目指してきました。今大会から出場資格が芸歴10年以内に変更されて急がなきゃと思ったし、ネットで太ってることしか芸がないと言われ、同期のみんなよりも早くテレビに出させてもらってもいたので、結果を出したい気持ちが強かった」と喜びを爆発させた。
今後の目標は「尊敬する渡辺直美さんが行かれたアメリカです」と米国進出を高らかに掲げた。