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女優、葵わかな（２２）が９日、東京・ＴＢＳ赤坂ＡＣＴシアターで主演ミュージカル「『Ｔｈｅ ＰＲＯＭ』Ｐｒｏｄｕｃｅｄ ｂｙ 地球ゴージャス」の公開ゲネプロを行った。２０１８年に米ブロードウェーで舞台化された話題作の日本初演で、アメリカの高校で卒業生のために開かれるダンスパーティー「プロム」を舞台に、レズビアンの主人公が自分らしく生きるために奮闘する物語。
相手役の三吉彩花（２４）とのキスシーンなど体当たりで演じた葵は「明るい中にいろんなテーマが込められている作品。緊張もあるんですけど、どちらかというと私はワクワクだったり、楽しみな気持ちでいっぱいです」と気合十分。
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初舞台の三吉は「稽古を始めてから長い道のりだなと思っていたら、こんなに月日が早いと感じるのは初めて。会場の大きさに負けないように来てくださったお客さんに沢山のパワーを届けたい」と意気込んだ。
また、今作で女優デビューする歌手、大黒摩季（５１）は「出来が悪くても５１歳、何とかなるかもみたいなところなんです。大黒摩季が踊っているんです。不可能が可能になっているので、そのエネルギーを全国の皆さんにお届けしたいです」と熱演を誓った。
地球ゴージャスの主宰で日本版脚本・訳詞・演出を手掛ける俳優、岸谷五朗（５６）は「今までの中で一番たくさんのエンターテインメントの要素がある。この作品の大きさや素晴らしさを何とか日本のお客さまに伝えたい。まだまだ努力しようと思っています」と誓い、同じく主宰の俳優、寺脇康文（５９）は「去年は地球ゴージャスの２５周年記念を行うはずが、（コロナ禍で）８回で中止となってそれ以来の舞台。いつものオリジナルではなく海外ミュージカルで、また違った緊張の中で迎えています。今回は最後まで完走したい菜と思っています」と覚悟をにじませた。
１０日～４月１３日に同所で。５月９～１６日に大阪・フェスティバルホールで上演される。