Ｘ ＪＡＰＡＮのリーダー、ＹＯＳＨＩＫＩが紺綬褒章を受章したことが９日、分かった。同日付の官報で発表された。
「公益のため多額の私財を寄附したので、令和３年２月２７日、紺綬褒章を授かった者」として公表された。
ＹＯＳＨＩＫＩは、昨年３月、自身の運営する基金「ＹＯＳＨＩＫＩ ＦＯＵＮＤＡＴＩＯＮ ＡＭＥＲＩＣＡ」を通じ、東日本大震災の復興支援として１０００万を寄付したほか、米国の食糧難パニックの沈静化支援のためにロサンゼルスの「Ｍｅａｌ ｏｎ Ｗｈｅｅｌｓ」へ２万４０００ドル（約２５０万円）、コロナ禍で公演中止となった世界の音楽関係者を支援する「ＣＯＶＩＤ－１９救済基金」に１０万ドル（約１０００万円）を寄付。同４月には医療従事者を支援するために東京・国立国際医療研究センターに１０００万円を寄付するなど世界を股に掛けさまざまな支援活動を行っている。
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それらの積極的な慈善活動と影響力が評価され、２０１９年には「Ｆｏｒｂｅｓ Ａｓｉａ」が発表した“アジア太平洋地域の最も優れた慈善家３０人”の一人に選出された。紺綬褒章の受章にＹＯＳＨＩＫＩは「このような栄誉ある紺綬褒章を受章し、恐縮しております。こんな自分ですが、今後もこのような支援活動を続けられたらと思っています。そしてその活動によってさらにチャリティーの輪が広がればうれしいです。ありがとうございます」とコメントを寄せた。