「日本の歩むべき道」と題した1時間強の講演は、持論の「原発ゼロ」からスタート。話は日本の敗戦におよび「負けたのが米国だったのが不幸中の幸いだった」と日米同盟の重要さを強調。さらには「外国人は魚より肉が好きだったが、いまではすしが人気」と述べ始めるなど話題は飛びに飛んだが、最後は「これからも色々な変化があると思うが、いかに対応するかが大事」と締めた。
しかし、ITにはまるで絡まない内容だったため司会を務めたフリーアナウンサーの鷲見玲奈(30)が、「国が推進させるDX(デジタル・トランスフォーメーション)についてご意見を」と質問すると、「デジタル苦手なんだよ。ITもAIも分かんない」とにっこり。自身の携帯電話を取り出して「私の電話はメールもできない。でも、これで用事は済むし、メールが来ない方が忙しくていいんだ。もう過去の人間になりました」と“小泉節”で笑いを誘った。
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