東京都は10日、新型コロナウイルスの感染者が新たに340人報告されたと発表した。直近7日間で平均した1日当たりの人数は265・1人となり、前週の今月3日の95・4%。60代~100歳以上の男女18人の死亡も確認され、死者の累計は1518人となった。
また、既に発表した感染者のうち、新たに4人が変異株だった疑いがあると明らかにした。アラブ首長国連邦(UAE)に渡航歴がある50代と60代の男性と、濃厚接触者の男女2人。国立感染症研究所で解析し判断する。これまで都内で変異株と確定したのは14件。
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新規感染者のうち、65歳以上の高齢者は69人。経路不明は166人だった。入院患者は前日から28人減の1333人で、うち重症者は同数の39人。感染者の累計は11万4201人となった。
都内は緊急事態宣言後に続いた減少のペースが鈍化。直近7日間の平均が前週を上回る日も出てきており、再拡大への懸念も出ている。