人気グループ、Ｖ６が１２日、解散することを公式サイトで発表した。デビュー日の１１月１日をもって２６年の活動に終止符を打ち、同日に森田剛（４２）がジャニーズ事務所を退所。他の５人は残留する。森田が退所の意向を示した２０１９年春頃から６人で話し合い、解散を決断。リーダーの坂本昌行（４９）はファンサイトで「Ｖ６は一生の宝物」と感謝した。１６年末のＳＭＡＰ以来となるＣＤデビュー組の解散に衝撃が走った。
ジャニーズきっての“仲良しグループ”として知られるＶ６の解散発表に、誰もが耳を疑った。
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ＣＤデビュー組の解散は２０１６年末のＳＭＡＰ以来。昨年末に活動休止した嵐、４月から関連会社で“独立”するＴＯＫＩＯに続き、Ｖ６の解散が与えた衝撃は大きい。
この日午後４時、メンバーはファンサイトの動画で１１月１日の解散と森田の退所を電撃発表。森田は個人事務所を設立して俳優業を続け、他の５人は事務所に残留してソロ活動に専念する。
トップアイドルとして四半世紀を駆け抜けた坂本は「僕たちは常に変わっていくグループ。今回の決断によって最終形で終われる」と充実の表情。森田は今後に向けて「２５年やったＶ６は誇り。一人になって勝負したいと強く思ったので、そこはブレずにやっていきたい」と宣言した。
解散のきっかけとなったのは、森田の「ジャニーズ事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい」という思い。２０１９年春頃から６人だけで話し合いを重ねた。
複数の関係者によると、嵐が同１月に活動休止を発表したこともあり、Ｖ６のメンバーも将来について話し合い、同年末に解散を決断。昨年１１月に２５周年ツアーを終えてから発表する予定だったが、コロナ禍でツアーが中止になり、発表時期を模索していた。
Ｖ６は１９９５年にバレーボールＷ杯のイメージキャラクターとして結成され、同１１月に「ＭＵＳＩＣ ＦＯＲ ＴＨＥ ＰＥＯＰＬＥ」でデビュー。アクロバチックなダンスと抜群のハーモニーで「愛なんだ」「ＷＡになっておどろう」などヒットを連発し、人気を不動のものにした。
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