フリーアナウンサーの石井亮次(43)が13日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。父親とのエピソードを披露した。
同局系「ゴゴスマ~GOGO! Smile!~」(月~金曜後1・55)の司会を務める石井は、当時在籍していたCBC制作の同番組が関東でも放送されることになった際、当時存命だった大阪在住の父親に報告。父から「そうか、そら良かった。でもちょっと待て。関東に映るっちゅうことは、亮次、天皇陛下が見てくださるかもしれないぞ」と“訓示”を受けたことを明かした。
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しかし名古屋色が強かった当時の同番組は視聴率で裏番組に惨敗。さらに関東での放送開始直後に石井の父親が亡くなるという不幸があったものの、「関東に映りだしていきなりMCが休むのもアレだなと思って。しかも父親は『何を差し置いても仕事が一番やで』っていう父親だったんで、お葬式に行かずに『ゴゴスマ』の司会をやったんです」。しかしこの日の視聴率は歴代最低の0.9%。石井は「これね、縁起悪いですけど、全然笑っていただいて結構です」と断った上で、「何が霊柩車やねん!」と数字の0と9を掛けて嘆いたと語った。
その後、三回忌の日に母親の勧めで父の形見のネクタイを身につけて「ゴゴスマ」に出演したところ「初めて裏のライバル番組の視聴率を超えたんですよ」。司会の阿川佐和子(67)が「裏って宮根(誠司)さん(がMCを務める日本テレビ系『ミヤネ屋』)?」と掘り下げると石井は「はっきり言うとそういうことです」と返答。石井は次に父のネクタイを着ける機会について「2021年3月15日、関西で放送が始まるその日に、私は形見のネクタイを着けたい」と語気を強めた。