パトカー追跡の車がひき逃げ　男性は頭の骨を折る重傷

　１４日午前７時ごろ、京都市伏見区の市道で、伏見署のパトカーが追跡していた軽自動車が自転車のアルバイト男性（７４）＝同区＝に衝突した。男性は頭の骨を折る重傷を負った。軽自動車は男性を救護せずに立ち去り、署は自動車運転処罰法違反（過失傷害）や道交法違反（ひき逃げ）の疑いで行方を追っている。
　署によると、京都府道で取り締まり中だったパトカーが速度違反を確認して停止を求めたが、軽自動車は逃走し、約４００メートル先の市道で自転車と衝突した。パトカーは赤色灯をつけ、サイレンを鳴らして追跡した。

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　署は「追跡は適正だったと考えるが、第三者が巻き込まれたのは残念」とのコメントを出した。