タレントの加藤茶（７８）が妻・綾菜（３２）とともに１５日放送のフジテレビ系「ノンストップ！」（月～金曜前９・５０）にＶＴＲ出演。結婚生活を振り返り「やっぱり彼女と結婚してよかった」と
２０１１年に結婚し、今年で１０周年を迎える２人。当初は４５歳差のカップルとして話題を呼んだが、一方で綾菜には「財産目当て」といった誹謗中傷が続いた。自宅の郵便受けや自転車を壊されるなどの嫌がらせもあったといい「余裕はなかったです、２～３年は。普段の結婚生活を楽しんでいたのに、いつも心のどこかで『みんなに嫌われている』とか『周りが全員敵だ』くらいに思ってしまった時期があった」と当時の心境を告白。加藤も「僕が叩かれるなら我慢できるんですけど、彼女をバッシングするので…。なんでこんなにバッシングするのかなって、こんなに結婚したことが悪かったのかなって」と沈痛な面持ちで振り返った。
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バッシングに思い悩んでいた綾菜を励ましたのが、加藤の「笑顔の準備ね。笑う寸前まで」という言葉だったといい「笑うことを忘れていたかなって。だから『みんなが笑顔になろう』っていうので選んだ気がする、一緒に。心一つでこんなに状況変わるんだっていうぐらい心を入れ替えたというか、考え方を変えた瞬間に周りの景色も変わって見えた」と明かし「何があっても加トちゃんは私の味方でいてくれた。味方が１人いるだけでこんなに強く生きていけるんだ」と夫に感謝した。
伴侶に救われたのは加藤も同じだった。結婚前の０６年には大動脈解離、１４年にパーキンソン症候群を患うなど大病を経験してきた加藤のために、食生活改善のために、綾菜は生活習慣病予防アドバイザーなどの資格を取得。“コメディアン加藤茶”を長く舞台に立たせてあげたいと支え続けた妻に「とても自分一人だったらできなかったんだろうなと思うことを全部やってくれた」と感謝した。
いつしか世間の目にも変化があったといい、綾菜には努力をたたえる温かいコメントが多く寄せられるようになった。「『あ！ 応援してもらってる』と思ったらすごくうれしくて、ちょっとウルっとしました」と綾菜。加藤は「当時、いろいろ言われましたけど、やっぱり彼女と結婚してよかったなって。今の自分がすごい幸せです」と結婚１０周年の喜びを噛みしめ、「普通のお年寄りの方はそんなことは考えないと思うんですけど、やっぱり年を忘れて恋をすることです。絶対おすすめします！」と熱く呼びかけた。