元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が15日、TBS系「グッとラック!」(月~金曜前8・0)に出演。高市早苗前総務相と野田聖子元総務相が在任中に当時NTT側からからそれぞれ2回、“接待”を受けたと報じられた問題について、コメントした。
橋下氏は「政治家は武田(良太総務相)さんも含めてだけど、会食はあるって事を堂々と言うべきです。有権者と会食するのが政治家の仕事なんですから。ただルールに基づいてやらないといけないから、大臣規範では割り勘ということであれば、認められる」と自身の考えを示した。
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会食で仕事の話はしていないという野田氏に「話をしたでいいじゃないですか。それが贈収賄にあたるようなことにならない仕事の話は当然しますよ。NTTと話をするんですから、当然するでしょう」とルールに基づいた会食なら堂々とすべきだと指摘した。
“接待”と呼ばれるような会食は受けていない。完全割り勘、もしくは自身で負担としたと言う高市氏について「会費1万円っていうのは、ちゃんと割り勘になってません。割り勘というのは費用いくら、伝票を見て、じゃあ半分ね。これが割り勘。相手に言われた金額をそのまま払うんだったら、相手だって、ピッタリ割り勘なんてしませんよ。少なめに言う。それが世の中の常じゃないですか。高市さんも『本当に割り勘だ』って信念をもって言うのなら伝票を見てちゃんと金額を割る。僕はそうしています」と自身の経験を語った。
最後に「高市さん、割り勘と言うのなら伝票を見て割ってください。野田さんも仕事の話はあったと堂々と言ってほしい。ルールに基づいた会食は政治家の仕事なんだと、武田さんもはっきりと言ってほしいですね」とリクエストした。