河野太郎氏「接種対応柔軟に」　ワクチンで自治体へ要請

　河野太郎行政改革担当相は１５日、４月１２日から始まる６５歳以上の高齢者対象の新型コロナウイルスワクチン接種に関し「自治体には柔軟な対応をお願いしたい」と要請した。自治体の判断で医療機関による巡回接種や、高齢者用ワクチンを医療従事者に接種することを認めた。
　巡回接種は、医療関係者向けの接種が終わった自治体の医師が、接種が続く別の自治体に赴いて接種する。ワクチンは提供する医療機関が管理し、副反応の対応は受け手の医療機関が行う。
　医療従事者の接種が終わっていない場合には、高齢者用ワクチンを同じ接種会場で先に使っても構わないと説明した。

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