その他の写真(1/2枚)
菅義偉首相は16日、4月上旬に予定するバイデン米大統領との対面会談のため訪米するのを前に、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を東京都内の医療機関で受けた。その後、記者団に「痛そうだったがそんなに痛くもなく、スムーズに終えることができた」と述べた。
接種の様子は報道陣に公開した。沖縄の夏の正装「かりゆし」姿の首相は、男性医師から体調を聞かれ「大丈夫です」と回答。左腕に注射を受けた。ワクチンについて記者団に「国民の皆さんに一日も早く届けなければならないと痛感した。接種してもらえる環境をしっかりつくっていきたい」と強調した。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
加藤勝信官房長官は午後の記者会見で、首相について「現時点で体調に何ら問題はなく、通常通り執務をしている」と説明。接種を公開した意図に関し「国民に安心して接種してもらうためだ」と述べた。