被害女性の遺体写真が流出、警部補が知人に送信　京都府警

　京都府警が捜査した殺人事件を巡り、下京署の３０代の男性警部補が被害女性の遺体写真を知人女性に送信し、外部に流出させていたことが１７日、捜査関係者への取材で分かった。府警は地方公務員法（守秘義務）違反の疑いで調べるとともに、警部補の処分を検討している。
　捜査関係者によると、流出したのは昨年１０月に京都市で刺殺された女性＝当時（２４）＝の写真。警部補は接写されたとみられる画像を知人女性に送信していた。府警の調査に送信を認めた上で「他の警察官に（画像を）送ってもらった」と説明しているという。

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　知人女性が、警部補との交際トラブルを府警に相談した際に、写真の流出が発覚。女性は事件と無関係で、女性以外への流出はないとみられる。