渡辺棋王「9連覇は意識していた」 タイトル4位の28期/将棋

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渡辺棋王「9連覇は意識していた」 タイトル4位の28期/将棋
 将棋の渡辺明棋王(36)に糸谷哲郎八段(32)が挑戦していた第46期棋王戦(共同通信社主催)5番勝負の第4局は17日、東京都渋谷区の東郷神社で指され、午後5時8分、98手で後手の渡辺棋王が勝ち、3勝1敗で9連覇を達成した。タイトル獲得は谷川浩司九段(58)を抜き、単独4位の通算28期となった。
 渡辺棋王は14日に王将を防衛したばかりで、2020年度は名人と合わせて三冠で終えた。タイトル戦9連覇は、04~12年の竜王戦と並び自己最多。棋王戦の今シリーズは開幕局こそ落としたが、その後は3連勝で豪腕と呼ばれる挑戦者を押し切った。

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 糸谷八段は14年の竜王戦以来、2期目のタイトル獲得を狙ったが、及ばなかった。
 持ち時間は各4時間のうち、残りは糸谷八段56分、渡辺棋王44分。
渡辺明棋王の話「(今シリーズは)中終盤に競り負けないよう気をつけた。9連覇は意識していた数字。谷川さんは目標にしていた棋士なので、タイトル数で越えたのは誇らしい」
糸谷哲郎八段の話「中盤で馬を作った位置が問題だった。シリーズを通し、序中盤で悪くすることが多く、反省点。渡辺さんは将棋が手堅く、(攻略は)難しかった」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 渡辺棋王「9連覇は意識していた」 タイトル4位の28期/将棋