「大人の流儀」シリーズなどで知られる直木賞作家の伊集院静氏(71)が、17日放送のフジテレビ系「石橋、薪を焚べる」(水曜前0・25)に出演。昨年1月にくも膜下出血で緊急搬送され、手術を受けたことを振り返った。
手術した当初、伊集院氏は投薬によって眠っている状態が続き、妻で女優、篠ひろ子(72)も「この先どのような状態になるのか、まだ予断は許されない状況です。道半ばで書くことを断念せざるを得ないとしたら、こんなに悲しいことはありません」と辛い胸の内を吐露。倒れる直前、伊集院氏と誕生日会の話をしていた、とんねるずの石橋貴明(59)は、篠のコメントを見て「ピンチなんだ、かなり」と驚かされたという。
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伊集院氏は「なかなか難しい状態、病気だったからね」と振り返り、「ようやく起きたときに誕生日だった。娘と家内が誕生日ケーキを(買って来て)ね。『ハッピーバースデー』って歌ってる時に目を覚ました」と回顧。しかし、「誕生日を祝ってもらうのは嫌い」という伊集院氏は、篠や娘に対し「つまんないことすんじゃねぇよ」と言い放ったそうで、「そしたら娘が『あ、もうすぐ意識戻るなって思った』って。変な親子だろ」と笑いながら明かしていた。