ロシア、米大統領選関与否定　米国の報告書は「根拠や証拠が全くない」

　ロシアのペスコフ大統領報道官は１７日、昨年の米大統領選でロシアがバイデン現大統領を中傷する活動をしたとの米国の報告書は「根拠や証拠が全くない」と述べ、選挙への関与を否定した。タス通信が伝えた。
　ペスコフ氏は、ロシアが大統領選に介入したという米側の主張について「質の低いデータに基づいた主張がロシアへの制裁発動の口実に利用されるのは遺憾だ」と強調。制裁に対抗するためあらゆる措置を取るとした。
　複数の米メディアは、米政府がロシアに新たな制裁を科す可能性を伝えている。（共同）

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