「愛内里菜」さんがセクハラ被害で賠償請求　芸能事務所のプロデューサーを提訴

　専属契約を結んでいた芸能事務所のプロデューサーによるセクハラで精神的苦痛を受けたとして、歌手「愛内里菜」として活動していたタレントの垣内りかさん（４０）が同事務所「ギザアーティスト」（大阪市西区）に１０００万円の損害賠償を求め、大阪地裁に提訴していたことが１８日、分かった。昨年１２月２９日付。
　テレビアニメ「名探偵コナン」の主題歌を歌うなど活躍した。大阪地裁（西岡繁靖裁判長）で１８日、第１回口頭弁論があり、事務所側は請求棄却を求め、争う構えを示した。
　垣内さんの代理人弁護士によると、１９９９年５月に系列の事務所「ギザミュージック」と専属契約を結び、その後、ギザアーティストに移籍し、２０１０年１２月に契約を終えた。

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　両事務所でプロデューサーだった男性から２人きりになるよう求められ、わいせつな行為をされたと主張。その後も呼び出しが続き、過呼吸やめまいに悩まされるようになり、「愛内里菜」としての活動が引退に追い込まれたとしている。